Troops

トループとは

トループ(Troops)は、アーミーの中核をになう兵士たちのことです。総じてポイントが低く戦闘力もそこそこであるため、数だけが頼みの兵種かと思いきや、さにあらず。スペースマリーンのトループは、他の種族のエリートに匹敵するほどの戦力を発揮する、強力な軍団なのです。さらにトループは、ゲームの勝敗を握る「作戦目標の確保」という重要な役割も持っています。なお、ゲームを開始するためには、最低ふたつのトループユニットを迎えなければなりません。


タクティカル・スカッド

スペースマリーンの代名詞的存在である歩兵部隊、それがタクティカル・スカッドです。パワーアーマーと呼ばれる機動装甲服に身を包み、ボルトガンやボルトピストル、グレネードなどで武装。比較的高水準の戦闘力を備えるとともに、あらゆる任務に対応できる柔軟さを持っています。

タクティカル・スカッドの小隊は、リーダーであるサージェントおよびスペースマリーンの、最大10人で構成されます。標準的なラピッドファイア・ウェポンであるボルトガンのほか、フレイマーなどのスペシャルウェポンやミサイルランチャーといった、強力なヘヴィウェポンを携帯することも可能です。

これはスターターセット「ブラックリーチ強襲」に同梱されていたタクティカル・スカッドです。チェーンソードとボルトピストルを持ったサージェント、フレイマーとミサイルランチャーで構成された、標準的な部隊です。

スペシャルウェポンはフレイマーのほか、メルタガン(左)やプラズマガン(右)を選択することも可能。敵の種類や任務によって使い分けます。

プラズマピストルとチェーンソードを装備したサージェント。プラズマ系は暴発の危険がありますが、高い攻撃力が魅力です。

ブラックリーチ版の古参軍曹(ベテランサージェント)。やりすぎとも思える汚し塗装は、歴戦の勇士たる証。

こっちは、おなじくブラックリーチ版のサージェントにヘルメットをかぶらせたもの。ちょっとした工夫で、印象がずいぶん変わりますね。

ストームボルターとパワーフィストという、強力な武装で固めたサージェント。できれば、ベテランにアップグレードした上で投入したい。


スカウト・スカッド

英語で「斥候」を意味するスカウト。一般的なスペースマリーンよりも軽装なスカウトアーマーを身にまとい、隠密行動や強襲といった特殊な任務を遂行します。兵士としての能力は、タクティカル・スカッドに劣りますが、運用しだいでは、そのコスト以上の働きを見せることも可能です。

ボルトガンを装備したスカウト。攻守に渡って安定的な戦力を発揮します。

アクアリウスマリーンには、12人ものボルトガンスカウトが所属しています。ちゃんと一人ひとり、表情やポーズが微妙にちがうんですよ。


スナイパーライフルを装備したスカウト。遠距離からの一斉射撃で、やっかいな敵ユニットを狙い撃ちます。またカモクロークを追加で装備しているため、ねばり強く活躍できます。

アクアリウスマリーンには、10人のスナイパースカウトが所属。対戦相手に、コスト以上の強いプレッシャーをかけられるはず。


スペースマリーン・ショットガンを携帯したスカウトです。突撃を前提とした、漢のロマンあふれる暗殺部隊。ランドスピーダー・ストームに乗せてみるのもいいかも。


ヘヴィボルターやミサイルランチャーといった、ヘヴィウェポンを持ったスカウトです。スカウト・スカッドにひとりいると、とっても心強い。ちなみに、真ん中のキャラクターの名はアルノルト・シュワルツコフといい、リンの相棒です。


コンバットブレイドとボルトピストルで攻撃回数を増やした白兵戦専用スカウト。なかでもパワーフィストを装備しているサージェントの攻撃力は、スカウトとはいえあなどれません。


プラズマピストルとボルトピストル。二丁拳銃を手にした、ガンスリンガーと呼ばれるスカウトサージェントです。

ガンスリンガーは、射撃フェイズにおいて例外的に二丁同時に発射可能です。


テリオン軍曹

数々の伝説を持つスカウトサージェント、トリアス・テリオン軍曹。射の値が6もあり、手にしたストーカー型ボルトガン「クエイトゥス」で、敵キャラクターを確実に始末します。

自分が攻撃する代わりに、スカッド内にいる兵士に射6で撃たせることができる「老練なる教え」など、使いようによっては恐ろしい力を発揮するスペシャルルールを持っています。三国志で言うところの、黄忠のようなキャラクターですね。


リン・クルツ(久留津燐)

スカウトをコンバージョン(改造)して作成した、わがアクアリウスマリーンのオリジナルキャラクターです。見ての通り、名作アーケードゲーム『エイリアンVSプレデター』に登場する「リン・クロサワ中尉」をデザインのモチーフにしています(宇宙海兵隊つながり、ということで)。名前はリン・クルツ(久留津燐)。女ながらにベテランサージェントであり、アクアリウスマリーン・スカウトのリーダーという設定です。

ショルダーアーマーやパッド、前髪などはパテで形成。特徴的なポニーテールは、オルクの髪の毛を使っています。なお、肩の突起は爪楊枝を切り落としたもの。

カスタムメイドのボルトピストルと、サムライソード(パワーソード)を装備。スペースマリーンらしくするため、腰のホルスターにスカルマークをつけました。

実際のゲーム中で目にすることになる、斜めからの視角によって、もっとも美しく整って見えるようにモデリングしています。

ちなみにこれは、パワーアーマーを装着したリン。トレードマークのポニーテールは、ヘルメットの外に流しています。

スカウトのリンと同じポーズですが、ボルトピストルの代わりにプラズマピストルを持ち、サムライソードは抜刀しています。